生活の中でも親しまれているみんさー みんさーとは、かつて琉球庶民の生活に馴染んだ綿織の帯のことをいい、絣の柄に特徴があります。 各地によって図柄が違いますが、一般に知られているみんさーは四角い白抜きの絣を四つ五つの組み合わせで交互に織られたものと、その両側にムカデの足に似せた柄が特徴です。 現在では、特に有名な八重山のみんさーを伝統工芸品として、多くの織り手が制作に当たっており、帯びだけでなく財布や筆箱などにも取り入れられ、身近な暮らしの中にもみんさーが見られるようになりました。
