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イラブチャー(国頭村)



国頭村(くにがみそん)  

沖縄本島の最北端に位置する、国頭村。
固有種や絶滅危惧種などの動植物が数多く生息するヤンバルの森をはじめ、県内で最も大きな滝の「比地大滝」、断崖からの景色が美しい「茅打ちバンタ」、「辺戸岬」など観光スポットも多く存在します。




【見た目は熱帯魚!イラブチャー】
イラブチャーは、サンゴ礁の海に住むブダイ科の魚で頭のこぶが特徴です。
オス、メスによって色が違い、オスは青みが強いのに対し、メスは赤みが強く体長約40〜50cmほどの色鮮やかな魚です。

見た目は熱帯魚のようですが、食べるとあっさりとした白身の魚で、沖縄では刺身や酢味噌和え、フライなどにしてよく食べられています。






【沖縄の白い砂浜はイラブチャーの…】
イラブチャーは、夜になると岩陰で口から出した特殊な粘液で体を包みます。
こうする事で寄生虫などの侵入を防いだり、臭いを消して敵に気付かれないようにしているのです。

また、イラブチャーは強い歯で珊瑚を砕いて、珊瑚に共生する褐虫藻を食べ、石灰質を排泄します。
この排泄物こそ、沖縄のあのキメ細かい白砂なのです。




【刺身、揚げ物、色々な調理法で】

ウロコが硬いので丁寧にひきウロコをとります。
ウロコをとって湯引きをすれば、皮付きのままでも食べられます。

・刺身
醤油にコーレーグース、シークヮーサーを入れて食べるのが沖縄流です。

・から揚げ
両面にしっかりと切れ目を入れ、塩コショウをかける。
小麦粉をまんべんなくまぶし、油に入れて火が通るのを待つ。
最後に甘酢のアンをかければ、完成。身は柔らかく、ヘルシーです。

・酢味噌和え
淡白な味ですので、酢味噌和えでもよく食べます。
酢にはカルシウムの吸収を促進する働きや、疲労回復効果などもあるため、沖縄の暑い夏を乗り切るため、昔から親しまれています。



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