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セーイカ(南城市知念)



南城市知念(なんじょうしちねん)  

那覇市から24.5kのところに位置する、人口約6千人の南城市知念。
周辺には久高島、クマカ島、アドチ島などの小さな島々が散在しています。
豊かな自然や、琉球王朝の面影が色濃く残る文化遺産が豊富で、その代表的なものとして世界遺産にも登録されている、斎場御嶽(せいふぁうたき) があります。
また、沖縄の始まりを語る開闢神話【かいびゃくしんわ】の中に、知念村にアマミキヨという神が降り立ち、子孫を増やすための豊壌(ほうじょう)をもたらした伝説があり、
琉球王朝時代自らが巡拝した聖地としても知られています。




【最大20kgにもなるセーイカ】
セーイカは10年ほど前から本格的に漁獲されるようになりました。11月から6月ごろまでがシーズンとなっています。
ロケット型の独特な形をしており、体長1m、重さが最大20kgを超すものもある大型のイカです。

沖縄では水温や就餌(しゅうえ)の関係で、深海500m前後に生息しています。

適度な弾力と、歯でサクッと噛み切れるくらいの固さがあり、特有の甘味と濃厚な旨味を持つセーイカは、刺身にすると美味しく、寿司ネタに最適で、全国に出荷されています。




【加熱後も固くならないから用途が様々】
セーイカは、加熱しても固くならず味が淡白なので様々な用途があります。

ヒレの部分は、刺身・寿司などの生食用に多く使われます。
加熱後も固くならない特性を活かした天ぷら、バター炒め、塩焼き、野菜炒めなども美味しくお召し上がりいただけます。
その他にも、めんたい和え、酢味噌和えなどの添え物も良いでしょう。

なお、このソデイカは『冷凍すると旨みが増す』という説もあります。ご家庭で保存する場合は一ヶ月が目安です。




【ダイエットや風邪予防効果】
イカには遊離アミノ酸の一種である『タウリン』や『たんぱく質』、『ビタミンA』などの栄養素が含まれています。

タウリンは中性脂肪を減らし、血圧を正常に保つ働きがあり、『血圧コントロール』、『糖尿病予防』、『肝機能強化』、飲みすぎた時の『疲労回復』などに役立ちます。

さらに良質タンパクで低カロリーなので、ダイエットにも効果があり、ビタミンAを含んでいることから風邪予防に良いと言われています。

また、イカを食べる時にはよく噛むので、あごを鍛え歯並びを良くしたり、脳細胞を活性化したりと様々な効用があると言われています。



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