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島らっきょう(糸満市)



糸満市(いとまんし)  

沖縄本島の最南端、那覇市から南へ12kのところに位置する糸満市。
糸満市は南に緩やかな斜面、北に断層崖を持ち、摩文仁(まぶに)の丘からは崖下にサンゴ礁が広がり素晴らしい眺めを堪能できます。
また、沖縄戦終焉の土地となった南部一帯は、戦跡特定公園に指定され戦没者の慰霊とともに平和体験学習の場として重要な役割を担っています。




【おつまみにも最適、島らっきょう】
独特の辛味があり、沖縄の市場に行くと泥付きで売られている島らっきょう。
らっきょうは元々、中国が原産地で、辛辣(シンラツ:舌に辛さが残るほど激しい)な味を持つニラ、という意味の「辣韮(らっきょう)」が語源とされています。
ユリ科、ネギ属の1種で日本には平安時代以前のかなり早い時期に薬用として導入されたようで、現在も各地で栽培が行われており、中でも沖縄で栽培される在来種のらっきょうは「島らっきょう」と呼ばれています。
島らっきょうは4月から9月に植え付けを行い12月から6月頃まで収穫され、本土のらっきょうより細くて小さいのが特徴です。




【島らっきょうの効能】
島らっきょうには「アイリン」と呼ばれる、含イオウアミノ酸が入っており、そのアイリンが分解され、アリシンとピルビン酸が発生すると島らっきょう特有のにおいになります。
アリシンはビタミンB1の吸収を良くする働きがあり、1日4粒食べると血液がさらさらになり、疲労を回復させる効果があると言われています。
また、病原菌に対する殺菌効果もあるそうで、漢方では咳止めの薬に用いるそうです。




【島らっきょうのお召し上がり方】
沖縄で島らっきょうは、塩で浅漬けにしたり、他の野菜と同様に油で揚げたり、炒めたりして調理されご飯のおかずにされてきました。
また、生のまま薄切りにしてかつお節とドレッシングをかけて食べれば、シャリシャリの食感とピリピリした味がビールや泡盛のつまみに最適です。
最近は居酒屋などで観光客などにも島らっきょうは人気があるようです。



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