観光情報歴史・文化世界遺産>玉陵

玉陵




沖縄最大の破風墓(破風屋根型の墓)『玉陵』は第二尚氏王統の墓陵として、第二尚氏王統第三代王の尚真によって築かれました。中庭にある碑文から考えると1501年頃に築造されたと思われ、尚真王が父尚円(同王統の初代)の遺骨を移葬するために築いたとされています。

墓陵は、内郭と外郭の二郭からなり、内部に東室・中室・西室に三墓室があり、墓室は自然の岸壁を利用した崖葬墓形式で切妻造で平瓦葺きの屋根で覆われています。


墓の両脇及び中央の塔上には高さ約1mの三基の石獅子が置かれ、墓を守る形で両脇に置かれた獅子は、紐をくわえて玉とたわむれる、なんともかわいらしい形をしています。

16世紀初頭の沖縄において確立された、独自の石造建造物として貴重な事例であるが、第二次世界大戦時に袖石垣など一部が破壊されましたが、1977年に復元されました。



■詳 細
■主なアクセス

【車】
那覇空港→沖縄自動車道:那覇ICから約25分

泊港→沖縄自動車道:那覇ICから約15分

【バス】
那覇交通(銀バス) 首里識名線(1番)・末吉線(12番)・石嶽空港線(13番・17番)・糸満西原線(46番)、首里城公園入口バス停下車、徒歩5分
 

■お問合せ先:玉陵管理事務所
住所 那覇市首里金城町1−3

TEL

098−885−2861








戻る

このサイトに記載されている文章、画像などの無断転載、配布等を禁じます。
(C)Copyright 2003 IDEA co..,Ltd